わかりにくい長文です、ご注意を。
※写真は昨日(18日)のもの。

先週木曜日(12日)に、近所で捕獲機により緊急保護された「ひめちゃん(仮名)」です。
《経緯》
ある日近所の家に、足などに針金が巻かれた猫がやってきました。
針金はそのおうちの方によりはずされました。そのうちお腹が大きくなって妊娠して出産したよう。
根っからの野良猫ではないようで、餌場もなく食べられなくなって元気がなくなりとても痩せてしまったとのこと。そのままでは死んでしまうかもしれないとのことで、知り合いの方が捕獲機をしかけたて捕獲。
その方のところは他の保護猫でいっぱいなので、うちで引き取ることになりました。
《状態》
捕獲した方が、病院に連れて行くと、腹水がたまっているとのこと。
なんの病気かは詳しく検査してみないとわからないので、とりあえず血液検査を。
白血病とFIV(エイズ)は陰性。虫もいませんでした。
そこまでで、こちらに引継ぎ。
ケージにいれてもとても大人しく、人の膝に乗ったりする人懐っこい子です。
ひとまず食べるものと水を出すと、水を驚くほどたくさん飲み、ご飯もカリカリでも缶詰でも出したものは全部食べました。よほどお腹が空いていたのかも・・・。
歯がたくさん抜けてしまっているようで、カリカリも半分飲み込むように食べます。
目や手足に力がなく、毛並みもとても悪く、足も針金の傷だとおもわれるものも痛々しい・・・。
こちらでも改めて病院に連れて行くと、体重は2.7㎏!(4ヶ月のうみと同じくらい)
年齢は10歳くらいかなといわれました。だとしたら軽過ぎる・・・。
あばら骨がはっきりわかるくらい痩せていました。
CTや血液検査など色んな検査をしましたが、まだはっきり分からず。
心臓か肝臓に異常があるかもしれないとのこと。
血液の流れが悪くなっているので、とりあえず薬を処方。
もしかしたらコロナウイルスかも・・・とそちらも検査。
これは結果待ち。
この1週間で、しっかり食べたのと薬のおかげか保護当時より、目にも力が戻り、幾分落ち着いたよう。
ウンチやおしっこもちゃんとしています。
餌場が確保できなかったことや、年齢からして、今までは誰かに飼われていたようです。
誰が捨てたか、どこから来たのかはわかりませんし、針金を巻きつけた犯人もわかりません。
でも、そんな辛い目にあったというのに、ひめちゃんは人間に牙をむくでもなく、とてもいい子にいしています。
毛にクシを通してもじっとしていますし、うるさく鳴いたりもせず。
ただ大人しくしています。そういう姿が余計に痛々しく・・・。
うちもまだまだ里親様募集中の保護猫がいるので、次々簡単に保護できるような状態ではないのは確かですが、とりあえずほおっておくことも、またこんな状態の子を寒空のしたに出すこともできず・・・。
元気になって里親様が見つかるのが一番。でも病気もどうなるか分からないしそちらも覚悟の上での今回の保護でした。
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